金木犀が漂ってくると、うれしくなるのはきっとみんな共通なのではないかと思います。

わたしの家には家の前に大きな金木犀があって、それがあまりに大きいので、家を借りるときに大家さんから「切りますか？」と聞かれました。
残していただいて、ほんとうによかったと思っています。

その季節にしか感じられないものを楽しんで、閉じ込めておくのが好きで、去年は金木犀で桂花陳酒をつくりました。

今年は気付いたときにはすでに花が開いていて、香りも変わってきていたので、ただ愛でて楽しむだけに。
季節の旬は年に一度きりで一瞬。逃すとまた来年になってしまうのが少し切ないけれど、それも含めて季節の楽しみかなと。

秋はとくに季節を感じるものが多いので、満喫したいですね。